ブログ the time is rose

いつからだろうか。

自分が何をしたくて、どこに行きたくて、何が好きな人間なのか。

フランスの画家ポール・ゴーギャンの代表作『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』を思い出す。

 

ゴーギャンはこの作品を描き上げた後に自殺を決意している。(実際に未遂に終わったようだけど)

絵画への理解や解釈なんて人それぞれによるのだろうが、

この絵を見るたびに混沌とした現代社会を生きる私たちにこそ見出したい大きなテーマのように思う。

 

これまでの人生で何か満たされない気持ちが常々あった。

思春期から衰退していった微かな自信も、様々な人に出会うたびに、年を経るたびに、皆無になっていった。

 

「自信を持つこと」

 

25歳を過ぎた頃からは、自信というものに対して関心がなくなってきた。これはいい方向の始まりだったのかもしれない。

 

26歳になった頃に、アメリカ人の彼氏ができた。

日本が悪い、欧米が良いなどと一概には言えないが、

付き合う中で多くのカルチャーショックに加え自分を見つめ直す機会が多く訪れたように思う。

 

彼ら(少なくとも彼と彼の周りの多く)は、「自分」が何者かをよく知っているということだ。

 

 

小学生の頃の私は絵を描くことと、おしゃれをすること、ホームページを自作したり、テレビゲームをすることが好きだった。

好きなものが多過ぎて忙しいほどに。笑

 

中学に入り先輩にいびられないよう、姉も所属していた当時可愛い子たちの集まりのソフトボール部に加入した。

本当は美術部に入りたかったが、その頃の私にとってはなんかダサい・暗いという気持ちが強く、中学のカースト制を生き残る為に選択した。

 

今思うと楽しいと感じるときはあったのかな?と思うが、まぁあったのかなぁ。。。仲間ができたのは良かったかな。

その頃から無意識に周りの目を気にして生きるよう私の脳みそにインプットされていたのだなと思う。

 

自分の心と会話する機会は20代後半になるまでほとんどなかった。

気づけば私が何をしたら楽しいのか、幸せになるのか、

グーグルで検索すれば出てくるコラムのような答えしか見つからなかった。

 

このブログは自分を見つめ直したり、興味のあることに関して自由に書いていくつもり。

 

今日は少し哲学者っぽく。

明日は口調も違うかもしれない。笑

 

将来もしも娘が生まれて、人生に息詰まったり苦しくなった時に

読ますことができるようなブログにしたいな。

今日はこの辺で・・